2009年の台風ぺペン、2010年の台風フアンはコーディリエラ地方に多大な被害を残しました。森林破壊の進行とともに土壌浸食の激しい地域では土砂崩れが起こり、幹線道路がいたるところで通行止めになっただけでなく、野菜畑や住宅を土砂で流された人も多くいました。
特に2009年の台風ぺペンでは500人近い人が死亡・行方不明となりました。CGNでは被災地への緊急支援として、古着や食糧などの寄付を行いました。2010年の台風フアン時には在マニラ日本大使館の草の根無償支援を受け、被災地復興のための農業資材の支給をベンゲット州で行いました。